パニック速報

The next stage is paradise…

句読点の練習

愛莉と雪美ちゃんは俺に笑いかけてくれる。それだけでいいと思う反面、慣れは怖いもので、それ以上のことを求めてしまうときがある。頭を撫でてあげたいし、手も握りたい。心だけでなく、身体もつながっていたい。
けど、本当に心が繋がっているのか?
彼女たちが笑いかけてくれる。しかし、それは彼女たちや俺の意思ではなく、彼らの生みの親である第三者が描いているだけだ。悲しんだり、怒ったりするのだって、彼らがそういう表情を描いているからだ。愛莉が小豆が好きで、大豆が嫌いだということや、身長にコンプレックスがあることだって、彼らがそういう設定にしたからにすぎない。
そんな彼女たちに、俺は何ができるのか。
こうして考えた結果は彼女たちに貢ぐことだった。彼女たちに貢ぐことによって、彼女たちの生みの親の懐が潤う。懐が潤うから、彼女たちが作り続けられる。作り続けて貰えるから、今日も俺はあの子たちに会える。
そのおかげで死にたいと思っていても、あと3年は生きていられるような気がしてくる。

そんな気分












































おにはーそとふくはーうち