今僕はこの記事を山手線で座って書いています。
皆さんは電車の中でどのような時間を過ごしますか？
スマホをいじる、本を読む、ゲームをする・・・各々暇つぶしをしていますし、周りを見てもほとんどの乗客がそのようにしています。
しかしながら、今私のiPhoneの充電は12%で、まぁそんなにバッテリーが劣化しているわけではないのでしばらくはもつでしょうがなるべく電池を使いたくないわけですね。
そのため、他に特に暇つぶしアイテムを持ってないのでぼーっとしていると、僕以外誰1人として正面を向いていないことに気づきました。
ほぼ全員がスマホをいじっています。座っている人も立っている人も。
日本のスマホ普及率から見るとそりゃ当然のことなのでしょうが、まるで電車内でなにもしていない僕が異常なのではないかという空気感。
それに耐えられず山手線車内に流れるモニターを凝視しているとその下で立っているブスがこちらを見て嫌そうな顔をする。
勘違いするなブス。僕は今マリオの大人の雑学的なものを見ているんだ。貴様を見ているわけではない。僕をあまり怒らせるなよ。
大体、スマホが普及するまでここまで電車内で下を向く人は多くなかったはずだ。
それが今はどうだ、同調圧力のようになにもせずボーッとしている人間が間違っているかのような空気。こんなの間違っている
ひどいところになると友人同士でも各々スマホに集中している。そこまでして見たいか？友人がいるのだから友人と話せ。
でも今はコロナで人と喋るのはなんか危なそうだしそれは許す。大声で話す奴はくたばれ
恐らく、これから家族が出来たとして、新幹線に乗っても、家族で車で移動してても子供はスマホゲームに夢中になるだろう。
僕が子供の頃は景色を見たり、親と話したり、少なくともそこには家族のふれあいがあった。
スマホが普及した今、日本人の生活スタイルは変わった。とてつもなく便利になった。
便利にはなったが何か別の、大切なものを日本人は失ってしまっているのかもしれません。
それがなにかは僕にはわかりません。
充電が10%切ったので終わります。
品川まで寝たフリして過ごすとします。
