パニック速報

The next stage is paradise…

野沢温泉に行ってきました

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白上フブキちゃん

ろめおとみくろんと野沢温泉に行ってきました。
パニボメインのニセコが潰れてしまったので、プチパニボですね。

1日目

15時に仕事早退して出発。
大宮で新幹線に乗り換える予定が普通に乗り過ごす。
16時10分着 18分発を18分着と勘違いした模様。

大宮の次の新幹線停車駅の熊谷で新幹線に乗り換え。
ろめおとみくろんも到着が遅れたので、車組より30分前に着けた。
長野駅のロータリーで拾ってもらって晩飯へ。
長野駅周辺もまあまあ雪が残っている。
ろめおが馬肉食べたいと言ったので、バニクマンへ。

なかなか場所が見当たらなくて同じ場所を4回くらい回る。
さっき見たドンキホーテ、さっき見たきんつばの看板、さっき見たピンクの女の子の店、スパニッシュ&メキシカン。
何度も同じところを通り、全員頭がおかしくなる。

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謎の店 いかついスキンヘッドの兄ちゃんが出てきた

店に入ってお決まりの検温をされるが、体温が当たったら馬刺しの1皿サービスがあるそう。
みくろんの体温を35.8度で予想したら、36.1度でした。
ちなみに僕は35.2度、ろめおは34.8度でした。
あのタイプの検温って普通に低めで出るよね。
これで37.5度以上は39度くらいで表示されそう。

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みくろんのビール

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結構豪勢な盛り付け。
謎の草が添えてあったので、ろめおが「これ食べられますか?」と聞いたら、「紫蘇の実は食べられます」とのことだったので、3人で即食べる。
店員は半笑いでした。

「食べる醤油で食べる馬刺しのタタキ」
「食べる」が2回続くから違和感を覚える。

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食べる醤油が美味しくて絶品。
みくろんが最後に残った食べる醤油を掻き詰めていたら、店員が「よかったらどうぞ」とレンゲを半笑いで持ってきてくれた。

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新鮮な馬レバー ごま油でいただく

長野名物の山賊焼きや蕎麦を食べて終わり。
ろめおがカフェインが足りなくなって、コンビニにコーヒーを買いに行く。
ろめおは仕事中にカフェインの錠剤を服用しないと手が震えて仕事にならないらしい程の末期のカフェイン中毒らしい。

みくろんが駐車場に立ちションして再度出発。

野沢温泉村に付いて旅館を探すもらなかなか見つからない。
電話して聞いてみると、

「嶋田屋旅館を右に行って、細い道を上がって行く、上に登ると広くなってくる、4WDじゃないと登れない」

はぇ^〜

ついに旅館の案内を見つける。
※写真は後日明るいときに撮ったもの。

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まっすぐ行って右にギュイーンってUターンするんか〜

まっすぐ進むと車一台通れるか通れないくらいの細い道が見つかる。

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ここか?
ここは違うだろ
いやでも細い道って言っていたし・・・
これは四駆じゃないと登れんわ
おい横の雪が車に当たるぞ、どうする?
雪なら大丈夫や!
うおおおおおおおお!!!!

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この細い道をエクストレイル組んでガンガン進む

ガンガン登って行った結果、
雪にハマって前にも後ろにも進まなくなる。
運転手ろめお、「あっ」と一言。
その顔は青ざめている。

みくろんとともに試行錯誤するも動かない。
動かそうとするとタイヤが雪に滑る感覚しかしない。
ぎりぎり崖に落ちないところを保つエクストレイル君。
あたりには雪がチラつきはじめた。

とりあえずここを登った先に旅館があるか確認する。
そんなものはなかった。

バスタオルなどの布をタイヤの下に引けばとりあえずはここから動くだろうと、チー牛は旅館を探しに出掛ける。
ろめおは崖に落ちた後のことやみくろんの車の保険のことが頭をよぎったが、クルマが落ちないように神経を研ぎ澄ました。
旅館はなかなか見つからなかったが、細い道に看板があり、何とか到着。
事情を説明すると、女将さんが融雪剤(塩化カルシウム)をくれた。

女将さんも心配だからと来てくれるらしいので、現場に戻る。
戻るとみくろんの肌着をタイヤの下に敷いて抜け出したエクストレイル君が、かなり下まで降りてきていた。
時刻は22時。
パラパラ降っていた雪はしだいに勢いを増す。

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あと少しのところが特に道が細く難航する。
旅館の主人も到着し、アドバイスをもらいながら慎重にバックしていく。

少し下がって、前に戻して角度を変えて、また下がっての繰り返しをタイヤが落ちないようにみんなで確認しながら行う。

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あと少し

みんなの努力の甲斐あって、タイヤがハマってから1時間弱で抜け出すことに成功。

最悪全員崖に落ちるところから、全員無事に生還できたのは奇跡だと思います。
雪の上から抜け出した後も針の穴に糸を通すような精密な運転で助けてくれたろめおには感謝。

こうしてろめおとエクストレイル君は伝説となった。

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エクストレイルは神

ちなみに最初に駆け付けてくれた近隣住民の人は車の誘導中、「危ない!だめ!」と言うので、ろめおはドキドキして余計緊張したと言う。
しかし、旅館の女将さんは「上手い!すごい!」と褒めてくれるので、とても安心したそうです。
みくろんはこの話を聞いて、次の風俗で褒めてもらうプレイをしてもらうそうです。
上手にピュッピュッできて偉い!

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肯定ペンギン

冷静な判断が出来ていれば、案内や坂の細さの時点で気付けるはずが、誰も正常なら判断ができず突っ込んでしまいました。
今考え直してもなぜ、標識を読み間違えたのか、なぜ登る前に本当に上に旅館があるかを確認しなかったかは謎です。

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ちなみに案内の裏側 建物の左側にある細い道が旅館への正規ルート

実際の旅館への坂は急でしたが全然登れないことはありませんでした。
エクストレイル君最強!

部屋に入ってすぐお風呂へ。
みんな肩の力が抜けたように大きな溜息が漏れる。
この1時間でみくろんとチー牛は5歳分老け込み、ろめおは10歳分老けた。

ろめおはその日崖から落ちる夢で魘された。
1日目がクライマックスだったので、あとはおまけ。

2日目

朝食8時のため7時に起床。
温泉に入ろうとすると、朝はやっていないよう。
外にあるそうですが、大雪なので断念。
リフト動くの8時30分なのに、朝食8時って遅くね?
と思いながら朝食を食べる。
この旅館はメインがサーモンとイワナで、朝食にはイワナの煮付けが出た。

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旅館の前にはイワナのいけすがありました

飯食べて準備のために部屋に戻るが、部屋から見える目の前のリフトが全然動かない。
女将さんが聞きに行ってくれると、今日は大雪のため終日運休らしい。

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旅館の窓から見えるリフト
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ドカ雪で埋もれるエクストレイル君
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積もり過ぎて歩くとこれくらい埋もれる

仕方なく動く歩道、通称遊ロードからゲレンデへ。
ろめおは10年前にここを通ったらしい。

動く歩道を抜くると一面白銀の世界。
雪で真っ白に染まったゲレンデが広がる。

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これが雪か・・・

散々スノボしてきた僕も思わず呟くほど広大なゲレンデ。
人との接触を全く気にすることなく心地良く滑れるゲレンデがそこにあった。

今年完成したゴンドラが大雪で止まっていたので、もうひとつのゴンドラへ。
こっちも普通に早い。
ゴンドラを乗っている最中に外を見ると下から見るのとはまた違った景色が広がっていた。
人がギチギチで接触を避けて逆に自分が転ぶ・・・
そんなこととは無縁なゲレンデに心が躍る。

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ゴンドラを降りていざ滑ってみると雪が降りすぎて完全に非圧雪コースになっている。
緩斜面ということもあってなかなか板が進まない。
そしてコースが広過ぎて、どこまでがコースがわからない。
まだコースかなーと思って端に寄ると溜まった雪の中に突っ込んだ。
ふわふわのおかげで全く痛くはないが、雪に埋もれて動けなくなる。
体に乗っかった雪を払うが、体が完全に埋まって出て来られない。
また抜け出そうと足掻けば足掻くほど体力が奪われる。
いろんな体勢を試してようやく抜け出した頃には体力がほとんど奪われていた・・・

その後、無事ろめおとみくろんと合流した後も、非圧雪コースだらけで3人で埋もれる。
またパウダー非圧雪に加えて、野沢温泉のコースが結構急斜面で余計に足を取られる。
非圧雪に慣れてなさすぎて、自分は2人に比べて抜け出すのにかなりの時間を要した。

写真や動画は取る余裕がなかったのでないです。
ろめおはGoProで何回か撮影していたはず。

今シーズン初めてのゲレ食も食べました。
ゲレ食って略し方、嫌いだけど好き。

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ろめおとチー牛が頼んだオムカレー
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みくろんの頼んだチャーシュー麺

ラーメン作る店員がガバガバでフライドガーリックのめっちゃ振りかけているのにまったく出てこなかったり、クッソ手際が悪くて列になったり、チャーシューをくっついたまま放り込んでいたのは面白かったです。

さすがにこの日は「みんなが飯食っている間、滑ってくるわw」とは言えませんでした。
大雪具合とコース状況と体力的に。

地域共通クーポン使えたので実質タダ飯になったのは嬉しい☺

飯食って改めて外に出ると、余計に雪が強くなってきたような・・・
なにより視界が悪い!
アホみたいな急斜面にアホみたいに雪が積もっている。

結局1日目は5本くらい滑って終わり。
最後の1本は完全に抜け出せなくなり、同じ場所で10分くらい格闘していました。
お2人にはご迷惑おかけして申し訳ございませんでした。

夕食はこんな感じ。

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右手前のお刺身がイワナ

イワナの刺身が珍しい。
メインなだけあってイワナ美味しい。
サーモンは炙りが美味かった。

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左からみくろん、ろめお、チー牛

ろめおとみくろんが疲れて食後すぐに寝ていて、21時頃に起きた。
僕は起きていて22時30分くらいに寝ました。
うとうとしていたら、急にみくろんが「え?」と言ったので起きる。
僕の寝言があまりにもうるさかったそうです。
寝言を言ったことはわからないが、なんか夢でみくろんに話しかけていた覚えがうっすらある。
叫びのような呻きのような悍ましい声だそうです。
寝言を喋ったときだけ録音してくれるアプリをみくろんに教えてもらったので、今度録音してみます。
寝言ガイジですみません。

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Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

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3日目

大雪が続く。
ろめおは天気的に、みくろんは体力的に滑る気がないそうなので、寝言ガイジソロでゲレンデへ。
天気は昨日よりは視界が良く、雪も昨日よりはマシ。
ベストコンディションにはほど遠いけど・・・

昨日行っていない麓付近のコースを往復。
すぐに帰れるようにしなければ・・・
圧雪されていたし、緩斜面で広々した1kmほどのコース。
とても滑りやすくて、ろめおとみくろんにはここ滑ってほしかった・・・
人がいないので今シーズン発のスピードチャレンジをできた。
転んでも痛くなくて、人が少ないゲレンデでしかできないから、できるときにやっておかないと。
結果は60kmでした。
yukiyama見ると80kmオーバーざらにいるけど、こんなん出ないやろ。
高速道路かな?

ろめおから呼び出しがあったので、この日はすぐに撤収。
1時間程でしたが、2日目より滑った気がする。
2日目はほぼ雪に埋もれていたので・・・

旅館で合流して温泉へ。

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旅館でもらった割引券が使えなかったのがよくわからなかった。
入浴料500円か〜安いな〜
フェイスタオル200円!バスタオル500円!
1人1200円でした。
地域共通クーポン使えたからよかったけど。

脱衣場へ入ろうとするとカメラ持ったおじさんに声掛けられる。
「地方TVの者なんですが、温泉に入っているのを撮らせてもらってもいいですか?」

パニックTVデビューの瞬間であった。
今日は温泉に柚子を浮かべて柚子湯にしているようで、その撮影のようでした。

湯船に入って撮影直前のみくろん「これ音声も入るんですか?」
「いや音声は後でインタビューしますので。」
まさかのインタビュー付き。

ろめおがここで急にドギマギし始める。
「やべぇ、インタビューの回答考えなきゃ・・・」

撮影終えて露天風呂で雪合戦。
女湯の露天風呂からキャッキャッ声が聞こえたのがエッチでした。

風呂出てインタビュー。
みくろんとチー牛が答えて最後にろめお。
練りに練ったイキなコメントが飛び出すのか期待する2人。
しかしろめおは何も考えていなかったようで答えに詰まる。
これマジ?

風呂上がりに牛乳やらコーヒー牛乳やら飲んで一服して戻る。

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お風呂の入り口にあったポスター ごちうさかな?

バスタオルを持ち帰らなければならず、一旦荷物を車に預けて昼飯とお土産を買いに。

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温泉街の街並み

長野らしく蕎麦の店へ。

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ろめおが天ぷら蕎麦、みくろんが天ぷら蕎麦大盛り、チー牛がとろろ蕎麦を注文。

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みくろんの大盛りがクソでかいお椀に麺2.5倍くらい入っていて草。

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ドカ雪に負けないドカ盛り

特別美味しい感じはしなかったですが、お腹いっぱいになりました。

昼飯食べてお土産屋へ。

ゲレンデ向かう途中に見つけていたのでそこへ向かう。

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お土産屋さんの前は温泉卵が作れるところがありました。

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ろめおは温泉卵と温泉で淹れたコーヒー?飲んでいました。
温泉で沸かしたコーヒーだったかもしれない。

みくろんはアイスクリーム食べていました。

みなさん温泉まんぢうをお土産に買っていました。
僕は何も買わなかったです^^

旅館に戻ってエクストレイル君の雪を何とか降ろして出発。

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野沢温泉村の中と出てすぐは土日のドカ雪で路面は真っ白。

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出発後もずっと雪が降っていて、これぞ雪国だなと感じました。

ちょうどよい時間に長野駅に降ろしてもらって解散しました。
ろめお、みくろん、送迎ありがとうございます。

新幹線は長野駅から乗る人が少なく1車両に5人くらいしかいませんでした。
5人しかいないのに一番うしろの席だからか隣に人がいて、後ろに折りたたみ式のロードバイクを置いていました。
優しい人だったので僕のボードも置かせてくれて助かりました。
3人席と2人席だったから3人席のほうが空いているかなと思ったが、読みが外れた。
ちなみに2人席の方は軽井沢まで空いていた。
軽井沢に着くとドッと家族連れが乗ってきました。

東京駅に着くと全然寒くなくてびっくりしました。
野沢温泉は今シーズン初のフル装備でした。(脚のインナー、ネックウォーマー、フェイスマスク、いつもより厚手の撥水パーカー)

所感

野沢温泉はめちゃくちゃ広くて滑りやすいことがわかったので、また天気が良い日に滑ってみたいですね。
天気ばかりは行ってみないとわかりませんが・・・
広くて長くてコースもたくさんあるから人も分散する、ゴンドラはスピードも早いし、雪よけも付いている。

スノボ自体はそんなにできなかったけど、野沢温泉スキー場を知れただけでも成果があった。
ギリギリGoTo適用の期間でよかった・・・
それではまたゲレンデでお会いしましょう。


※本日12月21日(月)はめちゃくちゃ晴れた模様

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