アラサーおじさんのスノボ上達日記シーズンⅢ 1~3日目の記事でもあります。
前代未聞の100人規模でのスノボ旅行。
その記録と足跡をここに綴る。
出発までの流れ
8月下旬
参加者募集、スキー場検討
→ パニックで呼び掛けるもWANIくらいしか釣れなかったので、mkwスノボ部に声を掛ける。
後からみくろんに｢行かないなんて言ってないだろ｣と逆ギレされる。
スキー場に関しては去年のニセコも候補に上がったが、宿泊先を考えるのが面倒だったのでルスツにした。
ルスツのほうが広いし。
WANIは｢職場の北海道マスターが道央にしろ、と言っていた｣と文句を言うが、道央(旭川など)はアクセスが悪いので候補から除いた。
ただ広いし気になるのでいつか行ってみたい。
9月上旬
航空券購入
→ 早めの予約が安いので、呼びかけて買ってもらった。
9月下旬
宿予約
→ ロッジにするか、ホテルにするか、何人部屋にするかで悩んだ。
人数によってはロッジでも良いかもしれないが、真冬の雪山で1度外に出て風呂や食事に向かうのは寒いので、今回のようにホテルでよかったかも。
人数多いがグダらず決まったので楽だった。
パニックは5人なのにいつまで経っても話がまとまらない。
11月下旬
バス買う
→ WANIが安いやつ探してくれた。
12月中旬
ナイターが一向に営業されずに焦る。
WANIに恐喝されスキー場に電話するも、ナイターの営業予定はまだないとこと。
やおさんに板のエッジで首を刎ねられることが確定する。
板を送るがぼったくられる。
vip-de-marika.hatenablog.jp
12月17日(金) 出発前日
ナイター営業が翌日土曜日から開始されることが発表！
さらに金曜から営業するコースやリフトも増えるとのこと。
電通経由で圧力をかけて甲斐があった。
この日は興奮し過ぎてあまり仕事に集中出来なかった。
この発表のおかげで頭の中がシーズンインしてスノボ脳に切り替わった。
12月18日(土)
のりばにさんの謎の空港3時間前到着から始まる。
無事全員集合して出発。
前々日くらいから大雪で飛行機への影響が心配されていたが、遅れもなく飛行機が飛んだので一安心。
飛行機の中でプレスのハウトゥ見まくっていたけど、結局ほとんど練習しなかった😢
空港着いたらバスの発車まで50分くらいしかない。
自分は大急ぎでバスのチケット受け取って、ラーメン食いに行く。
WANIが行きたがっていた一幻はめちゃくちゃ並んでいたので、空いてそうなラーメン屋へ。
可もなく不可もない塩ラーメンを食べる。
食べ終わったらもう時間なので急いでバスの発着所へ。
点呼して全員いると思ったらのりばにさんがいない。
何とか連絡して合流。
雪山では1人くらいいなくなると思ったが、まさか空港で1人脱落しそうになるとは。
バスでさらに2時間ほど。
飛行機が1時間40分なので割りと長い。
途中で道の駅的なところで休んだが、そこから30分もかからなかったので、中途半端な休憩だなと思った。
新千歳空港は晴れで綺麗な青空が広がっていたが、休憩場所では既に雪が降りまくっていた。
ルスツ到着。
クソデカホテルに入ってまずは荷物を受け取る。
荷物を送るのは初めてだったが、持って来ずにホテルで受け取れるのが快適すぎる。
板デカいし、嵩張るんじゃ。
チェックイン時の担当者が研修生でモタつく。
もうナイター滑りたくて仕方なかったのでとても長く感じた。
チェックインの際に荷物をお願いすると、知らないうちにカートに板を載せられていたので、そのカートで運ぶ。
板はロッカーに入れておけと言われるが、ロッカーがわからず迷う。
結局先に部屋に荷物を持って行った。
1部屋3人で和室を3部屋予約したのに、なぜか1室だけ洋室だった。
3ベッドの部屋確保できるなら洋室でもよかったな。
自分はWANIとみくろんと同じ部屋。
部屋に向かう途中に板を載せるカートが上手く操作できなくて壁を破壊する。
ルスツのホテルも出禁リスト入りに。
後のティラミス事件。
部屋に入ってすぐに着替えてゲレンデへ向かう準備。
チェックインからあたふたしていたので、おじさんはこの時点でもう目が回っていました。
よし行くぞ！ってなってから部屋にゴーグルを取りに行き、その後また手袋を忘れて取りに行った。
本物のADHDの為せる所業。
迷いながらやっとゲレンデへ。
この日は気温-10度だったけれど、自分は着込んでいたのでそこまで寒さは感じなかった。
リフト乗降中もフードかあるので全然寒くない。
ネックウォーマーとインナーグローブのないWANIは震えていました。
まあ関東のスキー場ではいらんよなぁ。
さすがルスツということでナイターにも関わらずかなり広いゲレンデ。
昼間はこの何倍もの広さで滑れると思うとテンションが上がりますね。
ただ約1年振りのスノボで1本滑っただけで、足が悲鳴を上げる。
足｢普段運動不足の癖に急に運動すんな！｣
何本か滑っていくうちに足が慣れてきたり、ボコボコではないコースを把握していき、楽になってくる。
ナイターでも何本かコースがあり、飽きずに楽しめる。
少しぼこぼこなところはあったけれど、雪質がよく自分はそこまで気にならなかった。
この日は16時30分くらいから19時30分くらいまで滑る。
リフトをほぼ並ばずに乗れて、コースも広いので人を気にする心配もなく気持ちよく滑れる。
リフトは並んでも1組か2組。(最高😊)
良いリハビリになった。
ナイター滑り終わって飯へ。
バイキングだったが、WANIがプリン体丼を作っていて子供みたいだった。
この日食べ過ぎたWANIやみくろんのバイキングが日に日に健康的になっていくのが面白かった。
先に来ていたほしとむぎのさんは殻ごとカニを1匹分食っていた。
バイキングは結構豪華で満足しました。
1日目の飯の写真撮り忘れていた。
WANIとみくろんは暴飲暴食していました。
飯食って風呂へ。
風呂は2つあるけど、部屋から近い方に行った。
サウナに1人いたけど、それ以外は誰もおらずほぼ貸切だった。
みんなでおちんぽチャンバラをしました。
明日に備えて就寝。
WANIは自分のいびきであまり眠れなかったそうです。
みくろんと自分はよく眠れました。
12月19日(日)
6時45分頃起床。
朝は昨夜行ったのとは別の遠い風呂しかオープンしていなかったので、3人でそちらに行く。
それが真逆の方向でWANIとみくろんに罵詈雑言と誹謗中傷を浴びせられながら風呂へ。
10kmくらい歩いて到着。
めちゃくちゃ大きいなこのホテル。
こちらの風呂は露天風呂を付いているし綺麗。
2019年7月にオープンした新しい温泉らしい。
早朝にも関わらず数人の先客がいた。
みんなこっちに来ていたから昨夜の風呂は空いていたのか･･･
体やら頭やら洗って露天風呂に入ると寒過ぎて震える。
首から上は-10度、首から下は45度。
ゆったり浸かると熱めの温泉と外の風が気持ち良くいつまでも入ってられそう。
最高の朝を迎えた。
ほしは昨夜露天風呂に10時間くらい浸かっていたらしい。
風呂入って朝食。
あまり昨夜と変わり映えしないバイキングなのが少し残念。
ルスツはバイキング強制というわけではなく、いろいろなレストランから好きなところを選べるので、
明日の朝は和定食を食べることにした。
広いホテルだからこそ出来る良いシステム。
連泊でも食べるものに飽きない。
WANIとみくろんの選んだものが昨夜より健康的になっている。
飯食って朝一バーンを味わうために準備。
他の部屋のメンツは待っていられなかったので、3人でゴンドラに乗ってナイターとは別の山へ。
ルスツは3山に分かれていて、ナイター営業の山が一番小さい。
残りの2つの山へ行くにはゴンドラで移動する。
ちなみにのりばにさんとつぅさんは昼頃まで爆睡していたらしい。
一番上まで行こうとゴンドラを乗り継ごうとするも、直前でゴンドラが止まる。
復旧の目処が立たないとのことなので、仕方なくリフトへ向かう。
まだ乗車前でよかった･･･
舞子でリフトの上で止まったまま10分以上待たされたことあるからな。
リフトに乗る頃にはゴンドラが動いていた😭
でも復旧の目処立たないって言われたら、そこで待ってられないよな。
リフトで登って1本目！
横幅が広過ぎるゲレンデを他の人が誰もいない中滑る爽快感は何物にも替えられないですね。
あまりにも誰もいなくて気持ち良かったので動画撮っていないことを怒られました。
1本目だから許せ。
ただその後も特に混むことがなく、ほぼ人がいないゲレンデを伸び伸び滑っていた。
一番大きい山の山頂のほうは視界が悪かったが、大雪や吹雪くことはなく終始快適に滑れた。
昼前にWANIのビンディングのネジが外れる。
滑っている最中ではなく、リフト待ちで気付けて本当に良かった。
WANIが離脱した後は何本か滑って早めの昼飯。
その後みんなで合流したり、はぐれたりしながら滑った。
昨年の12月は障害物レースみたいな竜王や全コース非圧雪コースみたいな野沢温泉しか滑っていたなかったので、これぞスノボみたいな体験が出来て最高だった。
また広さや混み具合だけでなく、雪質をとても良い。
柔らかいから転んでも痛くないけど、非圧雪のようにふわふわ過ぎない。
本当に滑りやすい雪質。
寒いおかげで午後もシャバ雪になることはなく、この雪質はそのまま。
乾いたさらさらの雪なので握っても雪玉が作れない。
ナイターの時間になる頃にナイター側のゲレンデへ戻る。
ここで奇跡的に9人全員集まれたので集合写真を撮る。
一生9人集まらないかと思った･･･
ナイターで今回初スノボのむぎのさんを見ていたが、上手すぎて驚愕した。
もう3,4回目くらいじゃないかというくらい滑れていた。
mkwスノボ部は安泰ですね。
パニックスノボ部は結婚ラッシュでそろそろ人が減っていきそうです😢
朝から滑って疲労が溜まっていたのと、明日もあるのでナイターは18時30分くらいに切り上げる。
3度目の飯。
みんなの食べるものがさらに健康的になる。
それでもWANIのプレートは茶色かった。
この日はM-1だったのでみんなでテレビで見ていた。
M-1って最終3組に残れば勝ちみたいなところあるから、みんな決勝戦の予選で一番のネタ持ってくるよな。
昨夜行った風呂はシャワーの出が悪かったので、朝に行った遠いほうの風呂へ。
露天風呂についているジェットバスが足裏に当たるような設計になっていたので、そこで昼間の疲れを癒していた。
首や腰ではなく足なのがスキー場のリゾートならではだなと思った。
風呂が遅いので先に来たのに、結局後に来たWANIとみくろんより後に風呂場を出た。
M-1見ていて結構遅くなったのでその後はすぐに就寝。
12月20日(月)
最終日、この日も前日と同じく6時45分頃起床。
WANIとみくろんは起きていなかったので1人で風呂へ。
ちょうど自分が風呂出て服着るくらいのタイミングで2人が来た。
1人で行くなと文句を言われたが、起こしたらそれはそらで文句言うだろ！
朝はバイキングではなく和定食にしようと思ったら、この日は平日だったので、和定食のレストランがオープンしていなかった･･･
日曜の朝に食べておけばよかったと後悔。
仕方なくバイキングへ。
料理自体は美味しいが、ラインナップが変わり映えしないので4回目はさすが飽きてきた。
WANIが焼き魚とか納豆食っていて笑える。
悔いが残らないように滑り尽くした。
ナイター無しで70km(滑走40km)滑ったので満足。
3日目ともなると身体が完全にスノボの身体に仕上がっており、疲労も感じ辛くなった。
ただちゃんとおじさんなので、足の筋肉痛は翌日にしっかり来た。
途中のりばにさんとやおさんにリバースターンを教えてもらう。
たぶん第三者目線で見たら全然出来ていないのだろうけど、｢何となくこんな感じ｣くらいはわかったつもり。
カッコ悪くて下手くそでも出来ることが増えると楽しいですね。
最後はやおさんと2人で何本か滑って15時過ぎに上がる。
上がる頃に中学生？らしき団体客が30人くらいで集まっていて混んでいました。
先に上がった組は風呂入ったり休んだりしていた。
バス出発まで2時間くらいあったので、帰りの支度がゆっくりできてよかった。
荷物発送してみんなの待つフロント前のロビーに行くとまたもや1人いない。
バス発車10分前くらいにのりばにさんも合流してバスへ。
5分前になってもバスがどれかわからなかったが、みんな無事に乗れたようで安心。
自分だけ札幌行きで発車時間も5分後だったのに、早く乗れと言われて自分の方が先に乗ってしまったので心配だった。
新千歳空港に着いた後は時間もあるので、行きで食べられなかった一幻食べたり、お土産買ったりしたようでした。
以上！
誰一人遭難することもなく、大きな怪我することもなく終われたので成功したと思っています。
この時期に関東のスキー場に行っても全コースオープンしていなかったり、狭くて人が邪魔だったりするので、北海道にしてよかった。
みんな社会人なので、ある程度出費嵩んでも対応してくれるのがよいですね。
またハイシーズン前だったので、全然混んでいなかったのも◎
混むのは昼の食堂くらい、それも時間ずらせば回避できるし。
また来年も開催したいと思います。
今回参加した方もできなかった方も、是非ご参加を検討してみてください。
次回は来月1月に舞子かなー。
全コースオープンしたし、ナイターの営業も始まったし。
最後にみくろんが撮ったWANIの良さげな写真を。
それではまたゲレンデでお会いしましょう。
