2022/01/16にスノーボードのレッスンを受講しました
受講内容はカービングマスタークラスです
受講者は私、ろめお、wani、すわこの他に男性1名女性2名の計7名で入校となりました
インストラクターは2人で、両方ともA級インストラクター資格を持っている方でした
たまたまだとは思いますが、レギュラーとグーフィスタンスだったので両対応出来ていて配慮がすごいなぁと感じました
入校した男性はかなりの経験者で、相当上手でした
女性の2人はある程度滑れるがコントロールが若干苦手なように感じました
レッスン内容ですが、まず初めに自分の滑走状態をインストラクターにチェックしてもらいます
上手く滑ろうとか、コケたらどうしようとか考えずに自分の持てる全てを出した方が欠点や改善点の把握に繋がるので上手ブラない方が良いです
全員滑り終わったのち、全員が角付けの意識が高すぎて足首だけでエッジを立てようとしていると指摘がありました
確かにネットや雑誌などでよく見る映像だとエッジは立ってはいますが、それに伴って姿勢や体勢が正しいポジションにあります
私達は形だけ真似しようとして無理やりターンをしようとしていたようです
- 基本姿勢
まずは姿勢の改善からです
ノーズ側の手はノーズ側のビンディングのヒールカップ辺りから少し板の外の間の真上にくるように、
臍の穴をノーズ側のビンディングのトゥストラップのラチェットを向くように意識するよう指導がありました
骨盤も同時に向くようにすれば良いとのことです
※(ろめおさんには前日に骨盤をもっと前向きに、ノーズの先を向くようにと言ってしまいましたがあまり向き過ぎてもダメなようでしたね🙅♀️。この場をお借りして謝罪いたします。大変申し訳ございませんでした)
テール側の手は、肘と肩が同じ高さくらいになるように挙げ、肘を軽く屈曲させます
この時平地で両脚に荷重をかけている状態で板が滑り出さない重心ががあなたのニュートラルポジションです
ニュートラルポジションのまま両膝を屈曲していきます、しゃがむイメージで大丈夫だと思います🙆♀️
この際に自然と後脚に負荷がかかってきます
できる方は更に沈み込んだ方がストローク幅が広がるのでアリでしょう
ここまでが基本姿勢です
次はノーズドロップについてです
- ノーズドロップ(先落とし)とは
そもそもスノーボードとは重力に従って山側から谷側へ落ちていくものです
では、この場面ではどうでしょうか
ブレーキを緩めない限りエッジが雪面を噛んで谷側に落ちないと思います
そこでノーズドロップです
基本姿勢のニュートラルポジションの状態に姿勢を戻し、ノーズ側の脚に体重をかけ重心を移動させます
そしてノーズ側の脚を若干爪先に荷重をかけます
人それぞれではありますが、ペダルを踵で踏み込む感じでしょうか?
そうすると自然とノーズが先行して谷側に向いて行きます
また同時にトーションも意識すると良いでしょう
トーションとはなんぞや?という方に簡単に説明すると、スノーボードは比較的簡単に曲げることができます
画像の通り板に対して上下に持ち上げる方向に力を加えることをフレックス、左右にねじる方向に力を入れることをトーションといいます
摩擦により持ち上げていない方向に板は進んでいくことを利用し、先述した先落としをすることにより板は回転していきます
さぁいよいよ板が回転していきます
ターンとターンを図式するとこのような感じになります
赤い丸の場所がターンピークと呼びます。
ターンピークのところで上記の膝を曲げたしゃがみ込むような姿勢をとることでエッジが雪面を噛んでいきターンしていきます
そのままの姿勢のまま板を滑らせていくと図の水色のところまで進んでいきます
この場所が切り替えポイント、つまりニュートラルポジションに戻るタイミングです
黒線が消えているところではニュートラルポジションに戻りきりましょう
次のターンまでに動作が間に合わなくなりターンが出来ない、エッジが抜ける、などに繋がります
今度は今までの動作の反対の動きを行っていきましょう
ノーズドロップを行う際につま先を少し踏み込むイメージで、トーションも意識しながら
するときちんと回ってくれますのでしゃがんでエッジを捉えていきましょう
これらが一連のターンの動作です
緩斜面でも、急斜面でも
ショートターンでもミドルロングターンでも同じです
急斜面になればなるほど、ターンを小さくするほど素早く行わなければなりませんので、最初のうちは脳で考えて体を動かす練習を積み重ねていきましょう
- リーンアウトについて
最後にリーンアウトについて簡単に振り返っていきます
リーンアウトとは、簡単にいえばターンをしているとき雪面側に倒れる軸に対して、上半身を起こしていく動作のことです
このように板の軸に対して体軸を起こしていくことです
トゥサイド側ではテール側の腕を挙上し、ヒールサイド側では下垂していくといったイメージですね
腕の上げ下げで肩のラインも連動するので意識を高めることが大事だと思います
以上でレッスン内容の復習とします
みなさまも良いスノーボードライフをおくりましょう
それではまた