「ある学生は携帯を持っていない」
ごく普通の日本語なのに、数学を学ぶ際、理解しにくい言葉がある。「すべて(all)」と「ある(some)」である。数学でとても重要な言葉だが、日常会話とニュアンスが違うこともあり、なかなか頭に入りにくいようだ。実際、「すべての学生は携帯を持っている」の否定文を問われ、「ある学生は携帯を持っていない」と即答できる人は少ないと思う。分かっているようで分かっていない「すべて」と「ある」の数学的な意味について考えてみたい。
「すべての学生は携帯を持っている」の否定文は? :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81016150X11C14A2000000/
いや数学的にはそうかもしれないけど、日本語的には「どの学生も携帯を持っていない」だろ